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2025.11.14
MOVIE

映画『未来』出演決定!

映画『未来』

北川景子が、2026年5月公開の映画『未来』に出演することが発表された。

『告白』『母性』『白ゆき姫殺人事件』など、次々と映画化作品を生み出してきた湊かなえの同名小説が待望の映画化。
7人に1人の子どもが貧困状態にあると言われている今日の日本。その現実の奥には、ネグレクト、ヤングケアラー、性暴力など、声をあげることすら難しい痛みが潜んでいる。そうした “見えない声”を掬い上げ、社会の片隅で押し殺されてきた現実をスリリングで切実な物語として描き上げた集大成的傑作が『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『護られなかった者たちへ』(21)など、話題作を次々に送り出してきた監督・瀬々敬久によって満を持してスクリーンに登場する。

複雑な家庭環境で育ちながらも、教師になる夢を叶えた真唯子。彼女の教え子・章子のもとにある日、一通の手紙が届く。差出人はーー「20年後のわたし」。返事を書くことで孤独な日々に耐えていた章子だが、 次々に襲いかかる過酷な現実に追い詰められていく。章子を救おうとする真唯子は、社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながらも手を差し伸べようとするがーー。
社会の陰に埋もれた痛みと、そこに差すかすかな光を描きながら、観る者の心を揺さぶる<“罪と希望”のミステリー>。

北川は、「未来のわたし」からの手紙を受け取る少女・佐伯章子の母親、佐伯文乃を演じる。

◆北川景子コメント
この度、父親からの虐待により自分の愛し方も、人の愛し方もわからなくなってしまった佐伯文乃という女性を演じました。 文乃は過去に傷ついた経験から、時が止まってしまっています。 守りたいものも上手に守れない、自分のことも大切にできない、脆く壊れそうな文乃を演じることは容易くありませんでしたが、瀬々組の温かさに導かれながら撮影を重ねた日々でした。 不幸な境遇にあって逃げ場のない子どもが、希望が持てるような作品になっていると思います。
ぜひ劇場でご覧ください。

映画『未来』は、 2026年5月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
是非ご期待ください。

【あらすじ】
複雑な家庭環境で育ちながらも、祖母の期待に応えて教師になるという夢を叶えた真唯子。
彼女の教え子・章子のもとにある日、一通の手紙が届く。差出人はーー「20年後のわたし」。
半信半疑のまま返事を書くことで、父を亡くした悲しみや、心を閉ざした母との孤独な日々に耐えていた章子だが、母の新しい恋人からの暴力、 壮絶ないじめ、そして信じがたい事実が彼女を容赦なく追い詰めていく。深い絶望の中、章子は唯一心を通わせる友人・亜里沙と「親を殺す」という禁断の計画を立てるのだった。
そんな章子を救おうと真唯子は、残酷な現実と社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながら、それでも手を差し伸べようとするがーー。
誰もが過酷な運命に吞み込まれようとする中で、「未来のわたし」からの手紙が導くのは、希望か。それとも、さらなる絶望かーー。

公式サイト:https://mirai-movie.jp/
公式 X:https://x.com/eiga_mirai
公式 Instagram:https://www.instagram.com/eiga_mirai

(敬称略)