Diary

2013.10.31
KEIKO KITAGAWA

ルームメイト完成披露試写会

日増しに秋の深まりを感じる季節になりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
私はドラマ『独身貴族』の撮影や、ルームメイトのプロモーションで充実した日々を送っています。

『独身貴族』の撮影は、とうとう折り返し地点です。

現場では、先輩の役者さんたちに囲まれ、フジテレビを代表する監督に演出して頂き、
毎日が刺激的でとても楽しいです。
現場を引っ張って下さっている草なぎさん、英明さんから学び吸収するために、
毎日お二人を観察しています。
撮影自体はハードですが、その大変さと反比例するように、
温かい先輩方、現場の皆様のおかげで私の心は毎日とても癒されています。
この現場にいると、ゆったりと時が流れているような心穏やかな感覚になれるのは、やはり座長のおかげでしょうか。
本当に素敵な現場です。

私自身が30手前ということで、独身貴族は一層、思い入れの大きな作品になりました。
毎回役に、作品に共感しては一作品ファンとしてオンエアを楽しんで見ています。(笑)
このタイミングで今の時代に合った『独身貴族』というドラマが作られ、そしてちょうどよく私が27歳で、
この作品に携われたことは本当に奇跡です。
毎回、新しい役を頂くたびに、今の自分に合った役が自然とやってくるなぁと思うのですが、
今回の春野ゆき役もまさしく、今の自分にしかできない役だと思うので、
一日一日を大切に、楽しんで撮影したいと思います。



映画『ルームメイト』も公開が近づいてきました。
昨日は完成披露試写会で、初めて一般のお客様に完成した作品を見ていただきました。
上映前の舞台挨拶だったので、皆様の観終わった後の反応はまだ見られていませんが
きっとスリルを楽しんでいただけたのではないかと信じています。

友達、恋人、同僚…隣にいるあの人の素顔は全く違うものなのかもしれない。
そう感じて一気に不安になる経験は誰にでもあると思います。
わからない不安。
誰かにわかってほしい気持ち。誰かとわかり合いたいという気持ち。
擦り切れそうでヒリヒリした、人間の深層心理を描いた少し切ないサスペンスです。
たくさんの方にお届けしたいです。



昨日の舞台挨拶のあと、サプライズで深田恭子ちゃんの早めのお誕生日をお祝いしました。
恭子ちゃん、古澤監督、高良健吾くんと。
作品はシリアスですが、和気藹々、ほんわかチームです。

最後にプライベートのことを少し。
最近は丸一日オフということがあまりないので、夜のちょっとした時間に
有料チャンネルでMusic videoや映画、テレビドラマを見るのが楽しみになっています。
次の日が早すぎない時は、ハーブティや紅茶を入れて、クッキーをつまみながらドラマを見るのが至福の時です。
今は『CRIMINAL MINDS』はもちろん、『LAW&ORDER』、『ER 緊急救命室』、『CSI』、『FRINGE』シリーズをよく見ています。

愛猫、紅茶、映画、ドラマ、お気に入りの寝具。
こうして私は独身貴族の道を突き進んでゆくのだろうなぁと薄っすら気が付きつつも、
そういう暮らしって本当に幸せだなぁと感じてしまいます。
友人たちが家庭を持ち、良き妻として、母として責任を果たし、苦労と引き換えに女性として、人間として
深く、大きくなってゆくのを横目に、こういう生き方しかできない自分にガッカリする時もひと月に1日くらいはありますが。
やれやれ。私が脱・守するのはいつなのでしょうね。

寒くなってきて風邪が流行っていますね。
皆様お体にお気をつけて…。