Diary
近況
日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
久しぶりの更新なので、私は今何からお話してゆこうかと想いを巡らせています。
まず、この頃の私の報道についてですが…正直なところ、私自身とても驚いています。
私から申し上げられることが何も無い状況で、このようにお騒がせしてしまったこと、歯がゆく思います。
以前からファンの皆様とお約束していることでもありますが、何かお話しできるようになりましたら、私の口から説明させて頂きます。
ご理解いただけると幸いです。
さて、いつも通り近況報告といきましょうか。
日記の更新が滞ってしまったのですが、(いつものことですね…)
この一ヶ月は旅行をしたり、友人と会ったり、里帰りをしたり、とても充実していました。
まずは、我旅行到台北!
9月頭に母と、友人母娘と台湾に行ってきました。
食・美容・ショッピングに特化した女性ならではの旅でした。
母同士も娘同士も仲が良いので4人でわいわい、とても楽しかったです。
昔お仕事で行った鼎泰豊に再び。
太好吃了!
小龍包が美味しすぎて。沢山写真を撮りました。
あくる日は火鍋。
本格的でこれもまた美味しかったです。
帰国してからも火鍋が忘れられず天香回味に行ったり、自分でも中華料理を作るのにハマったり、随分台湾を引きずりました。
それほど良い旅だったなぁ。
以前映画祭で台湾に訪れた時、いつかまたプライベートで戻ってきたいと思ったので念願叶った旅でした。
また行きたいです。
それから先月は大学の友人たちの集まりにも久しぶりに参加できたし
今月は里帰りも出来ました。
ひこにゃん。
昨年出来なくて気にかかっていたお墓参りを家族揃ってしてきました。
まずは父方のご先祖様に会いに滋賀県の彦根へ。
彦根駅からお墓のあるお寺へはタクシーで向かいました。
家族でお墓を磨いて、お供えをしてお参りをすると、気持ちがスッとしました。
お参りを済ませると気持ちよくタクシーで彦根駅へ戻り、ひこにゃんグッズを買い込みました。
それでもまだ電車まで時間があったので、駅前のカフェでのんびりお茶をしていると
ある家族が「携帯が見当たらない」と言い出し、家族全員、一瞬時が止まりました。
絶対に忘れ物はないか皆で確認してお寺をあとにしたので、タクシーか、タクシーを降りてからの話だろうということで
まずはチケットを乗車変更して、
駅前の交番に相談をし、
念のためお寺の忘れ物を電話で確認し、
カフェの店内や鞄の中を捜索し、
(無くなった携帯に電話をして着信音が鳴らないか凄い剣幕で耳をそばだてている私たちを見て、
親切なお店の方がBGMを消して下さった)
ひこにゃんグッズを売っていたお店の方に尋ね、
たまたま駅前のロータリーで休憩されていた先ほどのタクシーの運転手さんにも尋ね、
あらゆる手を尽くしたのに見つからず…お墓まで戻ってみることに。
お寺に落ちている可能性は極めて低いだろう、と諦め半ばで向かったら
なんと!わかりやすくお墓近くの砂利道のど真ん中に落ちていました。
見つかったことに一通り歓喜したのち、『あんなに「忘れ物はないね」って全員で確認して、帰り道も振り返ってからタクシーに乗ったのに不思議やね。
あんなにど真ん中に落ちていて、本当に気付かないで帰ったのかなぁ。』と
家族全員、狐につままれたような気持ちで彦根駅まで引き返しました。
駅に戻り、親身になって探して下さった交番の方、カフェの店員さん、ひこにゃんの店の方それぞれに
「見つかりました。お騒がせしてすみません」と報告したら、「それは良かったです!この先の旅もお気をつけて」と皆さん笑顔で見送って下さいました。
みんな親切でいい人たちだなぁ、彦根はいいなぁと思いながら、
最後にまだロータリーにいらっしゃった先ほどのタクシーの運転手さんに見つかったと伝えに行ったら
「ほんま!あった?それは良かったなぁ!」と言ってくださったので
「さっき送ってもろたお墓に落ちとったんです。気い付けて見てたんやけど」と私が言ったら
「もういっぺん会いたかったんやわ!」とカラッと笑いながら言ってくださいました。
女性の運転手の方だったのですが、その笑顔と言葉にハッとして、とても心が救われました。
ご先祖様がもう一度、あなたたちに会いたかったのだと思いますよ。
なんて素敵な意味合いの言葉なのだろう。
「もういっぺん会いたかったんやわ!」というシンプルな返しに含まれた温かさと、その人の優しいカラッとした笑顔を
電車に乗ってからもしばらく思い返していました。
折角来たんやから、そんなに急いで帰らんでええ。もうちょっとここにおれ。
そんな風にご先祖様が思ってくれていたのだとしたら、忘れ物も悪くなかったなぁと思いました。
旅はいつもアクシデントと、人との出会いが心に残ります。
彦根はとても良いところでした。
彦根のお墓参りを済ませたその足で、私たちは母方の実家の香川へ向かいました。
曾祖母が亡くなってちょうど一年が経つので、ずっと帰りたいと思っていました。
駅へ着いたらいつも通り、祖父母が笑顔で出迎えてくれました。
久々に帰った曾祖母の居ない実家はとても広く感じましたが、それほど曾祖母の存在が大きかったのだと思います。
香川ではお墓参りをし、毎日お仏壇に手を合わせることも出来ました。
叔父さん、叔母さん、いとこ達も実家へ訪ねてきたので、久しぶりに大勢集まって曾祖母の思い出話に花が咲きました。
最近東京に遊びに来て会った親戚もいれば、何年ぶりだろう?という親戚もいたけれど
親戚とは何年空いても自然と打ち解けて話すことが出来る。一瞬で空白の時間を埋めてくれる。血縁っていいなぁと感じました。
曾祖母が生前「家族仲良く、円満に。笑う門には福来る。元気で100まで生きようかい」と再再言っていましたが、
幼いころの私は、どうしてこんな当たり前のことをひいおばあちゃんは繰り返し言うんだろうと不思議に思っていました。
ですがこの歳になって、今回親族で集まって楽しいひと時を過ごしたことで
当たり前だと思っていたことがいかに幸せなことなのか肌で感じることが出来ました。
これから先の人生もご先祖様に感謝して、今いる家族を大切に生きていきたいと自然と心から思いました。
家族を大切に、優しい心を持ち、元気に笑顔で暮らすこと。
そんな基本中の基本を幼いころから自然と学んできたのだと思うと、親はもちろん祖父母、曾祖母、皆に感謝せずにはいられません。
香川に帰り、曾祖母の存在を感じた事で、改めてその基本を思い出すことが出来ました。
仕事を持っているとつい自分の人生だけでいっぱいいっぱいになってしまいがちだけれど
身内に感謝をして、誰かが困っていたら助け合って生きていきたいと思います。
最後に讃岐うどんを…
これはお店でいただいたもの。
これは家で食べたもの。
讃岐うどんに生醤油と鰹節。
これが最高に美味しいんだなぁ。
試してみまい。うまいきん。(讃岐弁)
長くなってしまいましたね。
ここまで読んでいただいて、あれ、この人働いてないのかなと心配になった方もいらっしゃいますよね。
実はカレンダーを撮影したり、広告を撮影したり、働いてもいましたよ。(笑)
この何年かは作品に入っていない時期がなかったので、家族孝行(自分で言うことではない)が出来て良かったです。
長すぎるのでこの辺で終わりにしようと思いましたが
生きがいの宝塚についてもやはりご報告しておきましょう。
雪組さんの『星逢一夜/La Esmesalda』、3度観に行ってきました。
観るたび公式LINEが騒がしかったと思いますが、とても素晴らしい公演でした。
お芝居で泣いて、ショーで盛り上がって、生きていて良かったと終演後に必ず思うんです。 my千秋楽はとっくに迎えてしまって明日が千秋楽ですが…3度も行けて良かったです。
ちぎ様(早霧せいなさん)、だいもん様(望海風斗さん)、ゆうみ様(咲妃みゆさん)の表現力が素晴らしくて、3回とも泣きました。
江戸へ行くと決めた場面の銀橋を歩くちぎ様、最後のだいもん様と背中を合わせて星を見るちぎ様は最高でした。
だいもん様の2度の土下座、ゆうみ様の完璧な、積み重ねた人生の表現。好きなポイントが沢山あります。
ショーではちぎ様のキラキラした笑顔、男気、だいもん様の歯、落ちた腰、ゆうみ様の可憐なルックスとダイナミックなステージングに大興奮でした。
雪組さんの公演を観た後すぐに、ちぎ様のスペシャルDVD BOXと星逢一夜のDVD、だいもん様のパーソナルブックとアルカポネのDVDを買いました。
私は貢献したのだ、と心から思ってしまい、ここでこれを散財と思わないのもポイントです。
プライベートのLINEの一言コメントを「ラ!」に変えたし、
気付けば家では体がリズムを刻みはじめ「彼女はエメラルド!」とか「えすめらるーだぁー」と歌っています。
私はとても幸せです。
次は星組さんのガイズ&ドールズを今月観ます。
またLINEします。