Diary

2018.03.27
KEIKO KITAGAWA

こんにちは。東京は満開の桜です。 皆さまいかがお過ごしですか。 先日は西郷どん12話をご覧いただきありがとうございます。とうとうお輿入れが決まり、お父上から輿入れの本当の目的が告げられました。 家定様にお世継ぎが望めないということは篤姫にとって衝撃の事実だったと思います。 薩摩の姫としてお役目を背負って生きていた篤姫でもすぐには受け止めきれないことだったとは思いますが、「お父上のためなら喜んで不幸になります」と言い切る強さと健気さに台本を読んだ時から涙、涙でした。 その後、お輿入れ前の不慮の地震。 「一緒に逃げよう」と言ってくれる人が私にはいるのだと思えたことが篤姫を決心させたのだと思います。同じ薩摩から出てきて、お殿様のために働く同志として心が通い合ったシーンになりました。 鈴木さんとは打ち合わせなどは細かくしなかったのですが、理屈ではなく心で通い合ったお芝居ができました。 中園先生からたくさん素敵なシーンをいただき幸せでした。ありがとうございました。 すっかり江戸の姫らしくなった姿。 お化粧も変わりましたし、お着物も華やかに。 毎回シーンごとに衣装部さんと相談してお着物を決めていきました。薩摩の頃よりさらに洗練された帯やお着物になりました。 薩摩弁は本格的に抜けてきてしまいました。難しくて半べそで練習したのも懐かしい思い出です。常に役者の気持ちを一番に考えながら指導してくださる迫田先生、田上先生のおかげで薩摩弁をマスター(?)できました。 迫どんと。 迫どんが篤姫っぽく吹き込んでくださった方言テープを聞いて薩摩弁を練習する作業がなくなり寂しいです。 また今後ポロっと出るかもしれませんので、これからも注目してください! 本日は雑誌のお知らせがあります。 表紙をやらせていただきましたMAQUIAが発売中です。 久々に現代のメイクをしたような。 ヘアメイクは3パターン変えてみました。 withも明日発売されます。 こちらはかっこいいお仕事服というテーマです。桜の表紙がお気に入りです。 珍しく赤いリップにもチャレンジしました。 ぜひご覧ください! 花組さんの『ポーの一族』を観たときの写真です。原作を全て読み予習して挑みました。 私が観たのは本当に生身の人間だったのだろうかと、観終わった後に夢か現実かわからなくなるほど美しい舞台でした。 ポーの一族を舞台で再現できるなんて…宝塚って素晴らしい。