Diary

2017.07.10
KEIKO KITAGAWA

君の膵臓をたべたい

皆様こんにちは。 先日、雪組「幕末太陽傳/Dramatic”S”!」を観劇し、それが私の千秋楽でした。 皆様ご存知の通り、私は早霧せいな様を精一杯応援してきました。 今回の私の千秋楽はちぎ様、咲妃みゆ様を心からの笑顔でお見送りしようと思い行ってきました。 ですが、もうちぎみゆコンビも、トリデンテも、鳳翔大様も、香綾しずる様も、桃花ひな様も、星乃あんり様も、蒼井美樹様も、今日で最後なのかと思うと涙をこらえるのがやっとでした。 素晴らしい雪組。早霧せいな様の作られた雪組。 早霧せいな様という完璧な男役さん、咲妃みゆ様という完璧な娘役さん。大好きなコンビでした。 たくさんの夢をいただきました。 まだまだ見たい、こんなに輝いているのに惜しいという気持ち、 お二人の添い遂げという素晴らしい選択、組子の皆様の選択を心から祝福し、第二の人生へエールを送りたいという気持ちがせめぎ合って大変な1日でした。 昔はもうすこし聞き分けの良いファンだったのですが、2012年に蘭寿とむ様の「復活/カノン」をきっかけに深い沼にはまり、はや6年。 いまでは公演名を聞けばそれがいつ頃で、自分が何をしていたか、どんな時期だったか思い出せるほど私の人生と宝塚は切っても切れない関係になっているので、年々退団者の方との別れがつらくなっているのも事実です。 現役時代だけではなくその先の人生も含めて応援したい、退団後も幸せになってほしいと願う気持ちも年々大きくなります。 重たく、少々うざめのファンです。 こんな私に夢や希望を与えてくださってちぎ様、みゆ様、本当にありがとうございました。 本当の千秋楽は23日です。皆様が最後まで元気に舞台に立たれますことを願います。 この6年間とすこし、いい時も悪い時も、どんな時も宝塚を見てきてよかった、宝塚と一緒に時を刻んで来られてよかったと思います。 時間、時、といえば(ちょっと無理矢理すぎるか)映画「君の膵臓をたべたい」の公開ももう直ぐです。 先日は完成披露舞台挨拶を行いましたが、若い方だけでなく大人の方もたくさん来てくださっていたのが印象的でした。 衝撃的なタイトルですが、もちろん、タイトル通りの食べたり食べられたりするようなお話ではありません。 そして決して若者向けの恋愛映画ということでもありません。 わかりやすく言うとセカチューのような、老若男女問わず感動していただけるような映画です。 私はこの映画の試写を見て、若い主演のお二人のお芝居に感動し、生きることとはどういうことなのか?明日から1日をどういう風に生きようか?ということを深く考えました。 1日24時間という皆に平等に与えられた時間の使い方、大切な人と過ごす時間、限られた時間の中で自分で選択すること、選択された人生。 私はどのように時間と向き合おうか。 これからどんな選択をし、どんな人生にして行こうか。 普段の生活の中ではなかなかじっくり考えないことですが、そういうことを自然を考えさせてくれる、考えさせるんだけど清々しく見られる映画です。ぜひ大人の方にも見ていただきたいと思います。 これは昨年の撮影中にロケ地の滋賀で撮った写真です。 1 2 長浜城がホテルから歩ける距離にありましたので、行ってきました。 そして彦根城。 3 4 何度も訪れているのですが滋賀に来たら寄らないわけにはいかない。 5 何度会っても信じられない愛くるしさのひこにゃんにも会え、父方のお墓参りもできました。 6 ロケ地のカフェでいただいたケーキとカフェラテ。写真では伝わりにくいのですが凄く美味しかったです。 7 そしてこれは結婚式場のシーンで。 小栗さんとは共演シーンは多くなかったのですが、この度初共演でき、とても嬉しかったです。 皆様がとてもこの映画を見たくなったところで、映画「君の膵臓をたべたい」は7月28日公開です。ぜひ劇場でご覧ください!